小林古径 「不二」

小林古径 「不二」 画像

静岡県側から見た富士山を描いた作品で、鋭角に捉えた裾野と山腹にかかる靄が富士の高さをより強調している。小林古径(1883-1957)は線描の技術に重きを置き、純化された表現で身近な風俗を捉えた作品を多く残した。

 

[サイズ] 58.6×73.0cm

[技法・材質] 絹本著色